「にこにこのもり」さんとの出会い

「にこにこのもり」さんは、主に京都の大山崎などで、小さなマルシェをされています。その名もスモールマルシェ。「誰もが集える場所づくり」を目指して、活動されています。
そんな彼女と初めてお会いしたのは、私がよくランチをいただきに行くお店です。彼女が食事をされていて、お店の方に紹介いただき、はじめましての挨拶をし、色んなお話をしました。
彼女がされているマルシェは、体に優しい食品や新鮮な野菜などが並んだり、身近なものを使った手作りごとを一緒に楽しんだり、そんなほんわか、こじんまりとしたもの。その様子がにこにこのもりさんのインスタのお写真や、彼女のお話から伝わりました。
私が今のスタイルのお店を始めようとしたときに、読んだ本などから考えていたことと、ピタリと当てはまったような感じがしました。
最近は、大きな規模でのマルシェのイベントが多いけれど、日常にスーパーに買い物に行くような感じで、マルシェがもっとあれば良いなといったような思いです。それを実現されているなと感じました。マルシェのお話しからさらに、お仕事ってなんだろうねという話も。
「食べていくための仕事だけが仕事じゃないよね」
「でも食べていくための仕事ではないのなら、趣味だよねと言われがちだけど、趣味とは違うよね」
これまで私がモヤモヤ、グルグル考えていたことを言葉にできたことが、うれしかったです。
そんな出会いから、うれしいことに、彼女のスモールマルシェのお手伝いをさせていただくことになりました。コーヒーのドリップの仕方を、簡単にレッスンさせていただきました。一人一人来ていただいた方と、ゆっくりお話しでき、ゆったりとした心地良い時間を過ごすことができました。
また機会をいただけたら、お手伝いに行きたいなと思っています。こんな小さなマルシェが、日常のあちこちにあれば、という思いがさらに増しました。